社長お1人の会社から企業型確定拠出年金のFP顧問のご依頼をいただきました(2020.1月

個人事業主でiDeCoを月掛金最大6,8万円年間81.6万
かけている方がいました。その方が法人化しました。

社長になるとiDeCoの月の最大掛金は2,3万円
年間は27,6万に枠が減ってしまいます。

そこで社労士さんに相談したようです。
何か効果的に退職金や節税ができる
方法はありませんかね?

社労士さんは企業型確定拠出年金(DC)なら
もっと掛金の枠が多いと認識されており
丁度お知り合いになったばかりでしたが
私にご紹介いただきました。(感謝)

結果
iDeCoを停止しDCは月掛金最大5,5万円
年間66万円かけることに決まり
iDeCoと併行してかけていた
小規模企業共済は最大掛金7万円を
継続するというアドバイスに至りました。

iDeCoを掛けている個人事業主が
法人成り後のとれる手段は2つです。

1つは
iDeCoを継続する                           
掛金が年間81,6万円(個人事業主)
→27,6万円(経営者、会社員上限)に減ります。

2つ目は
DC(企業確定拠出年金)へ移行することで
年間最大66万円(掛金は全額経費)できます

今回の経営者はDCを選びました。
ただDCへ移管する時にデメリットがあります。
iDeCoで運用していた商品をいったん
6か月以内に売却して現金化しなければなりません。


私は(2020年1月のご相談でした)
コロナ以外の理由で株価は下がると思っていたので
結果論的ですが2月の頭、下がる前に
「7月末までには売却→移管しなければならないので
今少しプラスになっている状況で売却した方が
心穏やかに過ごせると思いますよ」とアドバイスしました。

社長もその考えに賛同しました。結果論ですが良い判断でした。

これが暴落した後でしたら
売却して損することは好ましくないので
枠が減ってもiDeCoの継続をお勧めしていたでしょう。

社長の意向は個人事業主時代に劣らない
経費でかける退職金枠でした。

iDeCo継続も悪くはありませんが
所得控除の枠が減るため節税の観点で
考えると少し物足りない感じもします。

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