公証人役場に立ち会う5日前に娘さんから電話が入りました。
「父の様子がおかしいのです・・・」
聞くと認知症の症状が進んでいるとのこと
娘さんはかなり動揺しておりました。
一か月前に娘さんに初回面談をし、介護施設に入られたお父様の相談を受けました。
娘さんの話を踏まえ、遺言が適切なプランではとご提案しました。
急ぎの案件と判断し士業の先生にも同席してもらい、施設のお父さんの部屋で普通に
意思確認ができ、娘さんの思いとお父様のご意思が違わなかったため相談を進めました。
途中の遺言原案の打合せも問題なく進んでいったのですが
結果として、当日 公証人の先生のやさしい対応や知らない場所での緊張感もプラスに転じ
本人確認、意思確認がうまくいき事なきを得ました。
娘さんもヒヤヒヤ、私も家族のように安堵しました。
相続のセミナーでは認知症になってしまうと様々な事前対策ができなくなると
力説しております。
今回の件で認知症が進んでしまい、本人の希望通りの終活、家族に対する対応ができなくなってしまうこと
1家族でも多く減らしていきたいと強く決意しました!
11月 地域包括支援センター、介護施設を周っております
相続に関するミニ勉強会を職員様向け、利用者、地域住民向けに承ります。
また、これを読んでご家族、親戚の相続、認知症に関する相談を希望したい方
初回相談無料で承ります。
お気軽にお電話下さい。相続診断士 野澤 領 0120-460-269
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